XecureLotto

宝くじは、世界 100余りの国家、160余りの機関で発行されており、市場規模も急激に拡大しています。世界の宝くじの売上は、2000年度には1、281億ドルに達し、1991年 の716億ドルに比べ79%拡大しました。最近はＩＴ技術の発達やネット使用の増加によりオンラインくじやネットくじなどの電子くじ市場が急成長しています。ネットユーザーの年齢が上がり、学歴が下がっている傾向をみればネットくじの利用者も急増するものと期待されます。

ネットくじ事業はコスト削減、付加サービス創出、流通チャンネル革命などの面でもメリットがありますが、逆に解決すべき問題も山積しています。安全なネットくじサービスには次のような対策が求められます。

  • 偽造及びコピー防止
  • 発券予測防止
  • 発券否認防止
  • 購買否認防止

XecureLotto

XecureLottoは国務総理傘下の国家機関からくじ事業の委託をうけた発券事業者が、事業を安定して進められるようにサポートするソリューションです。現在、 韓国のもっとも多くのくじ発券事業者が使用しており(シェア90%以上)、その技術力と安定性が認められています。


概要

その価値が時には10000倍にまで増加するくじデータには、有価証券と同様に金融業界に準ずるセキュリティーが求められます。また、インターネットの特性上、複雑な流通構造で販売されるため、セキュリティー面で様々な事故が起こる可能性があります。
くじソリューションの核心エンジンである Lotto Generatorは、くじゲームの公正性と信頼性、運営の利便性を極大化するように設計されています。

特徴

多様な制限条件の設定が可能

- 最小当選補償確立の設定 : 一定枚数以上、連続してはずれくじが出ないように条件設定
- 最小当選金設定 : 一定数量を購買した場合、当選金の合計額が一定金額以上になるように条件設定
- 付加サービス機能 : くじに加えてラッキーグッズ、サイバーマネーなど、多様な付加サービス商品を作ってサービス提供
- 最高当選金連続発生 : 高額当選金の金額を高めるため、1等当選金を連続して出す機能
- 連続購買機能 : 連続した一連番号を含め、多量のくじを一度に購買可能

安全で便利なサーバー管理機能で管理者の負担を最小化

SFLPという独自に開発したプロトコルでのみ作動するようにし、サーバーへのハッキングの可能性を最小化します。Webブラウザを使って管理者は発券規則を簡単に設定できます。
Webブラウザ及び Log Serverを利用してサーバーのモニタリング及び多様なログを記録して業務分析に活用。Smart cardで管理者認証を行い、不法なサーバーによるコントロールを原則的に遮断します。

サービス応用

公正性、信頼性、運営の利便性をサポートする XecureLottoを次の事業に適用します。
  • インターネットくじ事業

機能

じ偽造変造防止機能

Lotto Serverで発行されるすべてのくじは、発行の際に Lotto Serverの個人キーも Lotto Data(LD)を電子署名するため、くじの偽造および変造の危険に対処できます。

取り引き事実の否認防止機能

発券に対する否認防止及び購買否認防止のために、くじを購買したという意志を表す LR(Lotto Request)に顧客の個人キーを使用して電子署名をします。この電子署名された原文と電子署名の値、ハッシュ値などを別途保存して将来何らかの問題が発生した時には、電子署名法により否認防止の証拠として提示することができます。

発券予測防止機能

Lotto Serverは物理的に隔離されたところで、一握りのサーバー管理者だけがコントロールすることによりセキュリティーが徹底的に維持されます。また、Sales Proxyと Lotto Serverとの通信、つまり Lotto Serverでのくじ発行はSFLPというプロトコルによってのみ要請ができるため、発券に対する予測はそれ自体不可能です。

データの偽造や変造防止

暗号化ソリューション(XecureWeb)、電子署名ソリューション(XecureSign)、サーバー対サーバー暗号化ソリューション(XecureNet)などのソリューションを利用して、発券時点、当せん番号、LR、 LD、顧客個人情報などの重要データはすべて暗号化して通信し、データ偽造や変造防止のための電子署名機能を提供します。

構成


Page Top